ベトナムの窓

日本留学試験対策 日曜模擬テスト

 日本語を学ぶ学生にとり、日本語能力試験と日本留学試験(EJU)は大きな試練だ。
受験機会が年2回と少ない上に、聴解試験での騒音障害など様々な未解決障害がある。
 EJUは、そもそもTOEFLの日本語版として設けられたものだそうだが、受験環境や申込のし易さ、結果の告知の早さなどそのクオリティの差は開くばかりだ。
 本校では、5年以上まえから試験の2週間前から日曜日を模擬試験日として、学生に登校してもらい試験を実施している。そうすることで「再来週の今日試験だ」と肌で感じてもらえるし、休みをつぶして試験に苦しむ「悔しさ」が試験時の苦しさを「なにくそ!」と少しでも感じてもらえればとの思いからだ。
 学力的に余裕で臨む子など皆無だ。殆どの子は、背伸びをして受験する。そのため、せめて気持ちで負けないようにさせてあげたい。
 今回、本校では、日本留学試験(18日)に30名弱もの学生が挑む。この数は恐らくベトナムにおいて一校が受験する数としては、最多ではないかと思う。
 *ベトナム全土で100名くらいしか受験しないのが常なので。
 非漢字圏の学生が日本留学試験までの高みに学生が登ると言うことが、どれだけ大変なことなのか。どれだけの時間的犠牲を代償にしての受験なのか…
 それを受け入れる大学や高等教育機関を初め、日本という国がもう少し認識を高めてほしい、感謝の気持ちを持ってほしいと思わずにはいられない。
 受け入れる条件を課す時代は、とっくに終わっている。これからは、いかに遠く離れた異国で日本語を学ぶ青年を増やすかに力を注がねばならないのだから。
 子供がいないとその国はいつか無くなる。言葉も同じだ。

 

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